これはあなたの知っているモモタロウではありません。
僕もあなたも知らないモモタロウの物語。
昔話の代表作といえば「桃太郎」ですよね。
さる・いぬ・きじを仲間にして鬼退治をする物語。
今回はCatchyで「怒っている作者」が描いたモモタロウになっています。
よそじろう口が悪くて、まったく優しくない主人公です。
ご理解のうえ読んでください。
果たしてモモタロウは無事に鬼を退治できるのでしょうか？
本編がスタートです。
Catchyで怒っている作者がモモタロウをリライトしてみた
はじまりの場所
むかし、むかし、ある所にボケたおじいさんとおばあさんが住んでいた。
おじいさんは山へしば刈りに行ったが、なにも刈れずに帰ってきた。
おばあさんは川へ洗濯に行ったが、服をぜんぶ流されてしまった。
おばあさんが川で泣いていると大きな桃が流れてきた。
「なんだこのデカイ桃は！家にもって帰って食ってやろう。」
おばあさんは背中にかついで家に帰り、その桃を切ろうとすると･･･
なんと桃から大きな赤ん坊が出てきたのだ！
「ちくしょう！」
ボケたおじいさんは吠えた！
「こんちくしょう！」
ボケたおばあさんは震えた！
二人は怒ったけれども、捨てるのも可哀想だと思い、
「どういう名前にしようか。」
「桃から生まれたから、モモタロウとかどうだ。」
「それでいいや。」
それから数年が経った。
旅立ち
モモタロウはすぐに大きくなり、強そうな男の子になった。
ある日、モモタロウは二人に言った。
「鬼ケ島に悪い鬼が住んでるらしいぜ。」
「そうだよ。時々村に来て暴れ回ってやがる。みんな困ってるよ。」
とおじいさんが答えると
「じゃあ俺が行ってやっつけてやろう。おばあさん、団子作れよ。」
おばあさんは適当に団子をつくり、モモタロウはそれを腰のふくろに入れるとさっさと鬼ケ島に向けて旅立った。
ダチとの出会い
旅の途中、モモタロウは犬に会った。
「モモタロウめ！袋の中に何入ってんだよ！」
「団子だよ。何か文句あんのか？」
「俺に一つくれろよ！くれなきゃ喧嘩売ってやるぞ！」
犬はモモタロウから一つ団子をもらいダチになった。
モモタロウと犬が歩いて行くと、猿がやってきた。
「オイオイ！袋の中何入ってんだよ！」
「団子だよ。何か文句あんのか？」
「俺も一つくれろよ！くれなきゃ喧嘩売ってやるぞ！」
猿はモモタロウから一つ団子をもらいダチになった。
しばらく行くとキジが飛んできた。
「チェッ！袋の中何入ってんだよ！」
「団子だよ。何か文句あんのか？」
「俺も一つくれろよ！くれなきゃ喧嘩売ってやるぞ！」
キジはモモタロウから一つ団子をもらいダチになった。
しばらく行くと鬼ケ島が見えてきた。
「アレが鬼ケ島だぜ！」犬が吠えた。
鬼ケ島に着くと、お城の門の前に、デカイ鬼が立っていた。
鬼VS鬼
モモタロウは大きな石をつかむと鬼に向かって投げた。
「いまだ！」
猿は門に登り鍵を開けた！
キジは鬼の目をつついた！
犬は姿が見当たらない！！
「うわあああ！助けてくれ～」
そういうと、鬼はお城の中に逃げていった。
するとお城からたくさんの鬼と共に、ついにボス鬼があらわれた。
「このクソガキ！生まれてきたことを後悔させてやるぜー！」
ボス鬼は天に向かって咆哮し、ついに桃太郎を眼中に捉えた。
「お前がボス鬼か？」桃太郎はそういうと、素早く鉄棒の上に飛び乗り 「このクソ鬼ども、村人に苦しめられた分だけ倍返しだ。
「オレが本物の鬼を魅せてやる！」と嘶いた。
そして半日に及ぶ戦いが、ついに結末を迎える。
レジェンドの誕生
「ドサッ」鈍い音が響く。
そして最後まで立っていたのはモモタロウだった。
「どっちが本物の鬼か分かったか？」
ボス鬼は震え上がり、「降参だ。許してください！」と泣きついた。
しかし、桃太郎は冷たく言い放った。
「それはお願いか？それとも、謝罪なのか？」
さらに追い打ちをかける。
「村人の分がまだだ。」と。
「イタイタイ、ごめん！ごめんなさい！許してください！降参です！」
「二度と手を出さないと約束するのかよ。」
「約束します！嘘はつきません！オレたちの宝物を全部差し上げます！」
モモタロウはうなだれるボス鬼を横目に、金銀財宝のすべてを荷車いっぱいに載せ、鬼ヶ島をあとにした。
モモタロウは、ボケたおじいさんおばあさんと一緒に暮らし、ボケても心配のない財宝を使い、その日から至福の日々を過ごすことになった。
おしまい。
まとめ Catchyは不可能を可能にする
今回の記事作成にあたり、予想を超えるリライト性能に驚きでした！
物語の書き起こしからCatchyを使い、僕の記憶を頼りに大まかなセリフを織り交ぜました。
作成するコツは、長文を丸っとリライトするよりも、300文字程度ずつに区切りながら実践するのがおすすめです。
作り方については「Catchyで作ってみた！男女間の友情は本当に成立するのか？」記事の後半にあります。
Catchyは文章は創作ツールがありますので、あなたの記事の深みを演出しましょう！
まずは無料登録で実際の使い心地をお確かめください。
コメント