はじめて部下を持つ人にオススメの指導方法1

4月になり新入社員の受け入れが忙しい時期。

入社式後のオリエンテーションや

配属先の部署案内。

そして上司や先輩たちへの挨拶。

新入社員も神経をすり減らしながら

頑張りますが

それを共にする教育担当者が

体力もメンタルも本当は一番大変なんですよね。

教え方が悪く「辞めないか?」

他の社員とコミュニケーション取れているか?

同期の中で「僕の評価が悪くないか?」

などなど、余計な事で悩んでしまう事が沢山あります。

もちろん僕も例に漏れず悩みました。

その経験を元に本記事では

部下育成で必須なポイントをすぐに実務で活かせる様に効率を考えまとめました

この記事がピッタリな人は

  • はじめて部下を持ち育成に不安な方
  • いろいろ教える項目がありどこに比重を置けばよいか分からない方
  • 過去の育成で失敗した方
  • 過去に育成した部下から尊敬されなかった方

となります!

せっかくの機会!しっかり活かしましょう!

目次

結論

業務は「目的」を論じて具体的な方法に落とし込む(目的論)

人間性の向上は利他精神の率先垂範(行動で魅せる)

凄くシンプルな内容ですが

実際に出来る教育者は本当に少ないです。

育成のとっかかりとして

この2項目はマストであり

しっかり出来たら

必ず部下に慕われます!

それでは項目別にご説明します。

業務は「目的」を論じて具体的な方法に落とし込む(目的論)

そもそも目的論ってナニ?

目的論とは1つの業務を指導する際に

業務に付随する目的と目的の背景(理由)に沿って指導する方法

「車の運転」で例を挙げると

交通ルールがあります。

交通ルールは後述する「方法論」になるのですが

「目的論」で教える場合

なぜ、右左折をする際にウインカーを出さないといけないのか?

もし、ウインカーを出さずに右左折すると

  • 後方の車がぶつかるかもしれない
  • バイクや自転車を巻き込むかもしれない
  • 横断歩道を歩いている人が驚いて倒れるかもしれない
  • 右折時の対向車が急ブレーキをするかもしれない

など考えられます。

その為、指導をする際には理由(ここで言う事象の可能性)を示し

安全に右左折する(事故を起こさない)目的に紐づけます

目的と目的の背景(理由)に沿って指導する事で

工程の意図を理解する事が出来る

記憶に残りやすく、成長スピードに連結する

では、一方

方法論とは?

方法論とは1つの業務を指導する際に

業務の工程(やり方)だけを指導する方法

その結果、どのような事が想定されるか?

  • 部下が出来ても方法しか教える事が出来ない
  • 部下から理由を尋ねられても説明が出来ない
  • すぐに後輩に追いつかれる先輩になる
  • 人材としての価値向上が出来ない
  • そもそも指導者としてスキルUP出来ない

デメリットはた~くさんあります。

ですが!!

方法論は短期アルバイトなど期間が短い事や、リスクの無い単一業務を

指導する際に時間効率が良いというメリットもあります

しまじろう

面倒見の悪い教育者は楽する為に
方法論一辺倒の場合もあるので注意!

指導者は利他精神の率先垂範

新人育成を優先した行動

本記事を読まれている方は高校生以上だと思いますが

自分にとっての頼れる先輩や尊敬する先輩を思い出してみて下さい。

「そんな人に会ったことが無いよ」という方は

少年アニメの主人公たちを思い浮かべてください。

ナルトやワンピースのルフィなんか分かりやすいです。

彼らがどのような行動をしているでしょうか?

答えは

自分の目的はあっても、仲間の事を優先して動く!=利他精神の行動

これに集約していると思います。

さて、現実に戻って考えてみましょう。

指導者として赴く前は

自分の事だけを考えて勤めればOKだった。

指導者として赴いてからは

部下の事を中心に考えて勤めればOKという事
※語弊が無い様に補足ですが自分の担当業務はやらないとダメですよ~

という事で

思考の中心にいるのは自分では無く、部下を軸に思考を展開させる

と言えます。

部下が困っているならすぐに声を掛ける

部下が困っているなら声を掛けやすい雰囲気を作る

部下が困っているなら何気にドリンクを差し入れしてきっかけを作る

部下が聞いても良いですかと言ったら、作業はすぐに辞めて部下の方に体を傾ける

部下が成功したら、自分事のように一緒に喜ぶ

部下がプライベートで悩んでいたら話を聞いてあげる

部下が金欠でお昼にパンを食べているなら食事を奢る

当たり前の事ですが、業務面・人格形成を本当に指導したいならば

上記の行動は必要です。

だから体力的にもメンタル的にも大変なんですよね。

まとめ

指導をする際の基本姿勢は

目的論を全面に投じるが

短期的な人材補填ならば方法論でも良い

但し、自分が楽したいと思って方法論を活用するならば

組織としての立ち位置や

この後に訪れる好機は寄ってくる事は無いでしょう!

自分磨きは部下磨き!

部下の事を思考の中心において指導すれば

自ずと結果が現れます!

是非、指導者となられた方はチャレンジしてみて下さい!

応援します!

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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