
2007年のTVCM
現在、2022年。
あれから15年が過ぎても言葉に込められたメッセージは錆びない。
福岡県久留米市に今も営業されている長野時計店の最高のコピーライト。
『時の商人』
その商人は時を売っていた。
「いらっしゃいませ。時はいかがでしょうか?1分から承ります」
ある男は商人から1時間買った。
1時間買った男は、
それを読書の時間に使った。
ある女は1週間買った。
1週間買った女は、
それを海外旅行に使った。
「10年欲しいのだがね」
ある老人は商人に聞いた。
「お客様、10年だと、すこし値がはりますが」
「かまわん。10年ぶんよこせ」
10年買った老人は、
それを病気の妻に譲った。
時に、ドラマを。
宝石 時計 長野
CW 松田正志(まつだまさし)
今も12月~2月に放映しているそうです。
TVCMはこちら
ほんの30秒の物語ですが、1度このCMを見てしまうと頭の中でめぐる時間は30秒では足りません。
そして伝わるメッセージには熱がありますね。
とても素敵なコピーライト。一番のお気に入りです。
CWの松田正志さんは過去に岩田屋の「ずっと昔にあげたものを、母はいまでも持っている。」など多数の作品があります。
あなたの生涯、大切にしたい言葉がここにありますように。
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